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婚約が決まって、『結納ってやるもの?何を準備すればいいの?』と調べ始めたところではありませんか。子どもの結婚が決まり、結納金や服装のことで頭がいっぱいの親御さんもいらっしゃいますよね。

結論から言うと、結納は家や地域によって形が大きく違うものです。まずは両家で「するか、どんな形にするか」を決めれば、あとは順番に準備していけば大丈夫です。

結納ドットコムは、結納品店や式場の公式サイトではありません。辞書・公的機関・公表されている調査をもとに、編集部が結納のことを分かりやすくまとめています。

結納とは?まずは全体を早見表で

先に結論

結納は、婚約が決まった両家が金品や品物を取り交わす儀式です。今は仲人を立てない略式結納か、結納の代わりに顔合わせ食事会をする家が多くなっています。

結納は、辞書(デジタル大辞泉)で「婚約成立のしるしに、両当事者かその親が金銭または品物を取り交わすこと」と説明されています。もとは両家が一緒に飲んだり食べたりする酒や肴のことだった、という説もあるんです。

意味や由来は結納とは?意味と由来で詳しく紹介しています。まずは、今ある形を早見表で見てみましょう。

形どんな形か向いている家
正式結納仲人が両家を行き来し、両家は直接会わない昔ながらのしきたりを大切にしたい家
略式結納両家が女性の家や料亭・ホテルに集まり、結納品を交わす結納はしたいが、仲人は立てない家
顔合わせ食事会決まった儀式はなく、両家で食事をしながら挨拶する形式より親睦を大切にしたい家

結納をする家・しない家

ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納をした人(顔合わせと両方を含む)は7.0%でした。顔合わせ食事会だけをした人は85.6%です。

『しないと失礼かな…』と心配になりますよね。結納をするかどうかに正解はなく、両家が納得できる形を選べば大丈夫です。

するかどうか迷った時に話すこと
  • 両家の親が結納をしたいと考えているか
  • 地域のしきたりで結納をする家が多いか
  • 両家の距離や、集まれる回数
  • 結納金や結納品をどうしたいか

関東式と関西式で違うこと

結納は、地域によっても形が変わります。ゼクシィでは、関東から北は「関東式」、関西や中四国、東海、北陸などは「関西式」の結納品を使うことが多いと紹介されています。

比べること関東式関西式
贈り方両家が結納を交わす男性側が女性側に納める
飾り方結納品をまとめて1つの台に1品ずつ別の台に
結納金の呼び方御帯料(金宝包)小袖料
婚約指輪結納品に含めない「結美和」として目録に入れることも
結納返し半返しとされる1割ほど、またはしない家も

九州では、結納品にお茶を加える風習もあるそうです。両家の出身地が違う時は、どちらの形にするかを早めに話しておきましょう。

地域ごとの特徴は結納の関西式と関東式の違いで紹介しています。

形の違いは略式結納とは?と結納と顔合わせの違い、しない場合の伝え方は結納をしないのはあり?にまとめています。

結納金の相場と考え方

ここでの結論

調査では結納金の平均は95.2万円で、最も多いのは100万〜150万円未満でした。ただ金額に決まりはなく、両家の事情に合わせて決めてよいものです。

ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納金があった人のうち、100万〜150万円未満が69.9%で最も多くなっていました。

金額の幅割合(2024年調査・全国推計値)
50万円未満3.4%
50万〜100万円未満21.0%
100万〜150万円未満69.9%
150万〜200万円未満1.7%
200万円以上4.0%
平均95.2万円
結納金の考え方を、調査の平均・よく選ばれる金額・誰が出すか・決め方の順にまとめた図解

ゼクシィでは、結納金は50万円・100万円など切りのいい金額で包むのが一般的で、100万円を選ぶケースが多いと紹介されています。地域別の数字や金額の決め方は結納金の相場はいくら?で詳しく紹介しています。

誰が出す?なしでもいい?

結納金は、相手に姓を変えてもらう側が贈るのが基本とされています。親が出しても本人が出しても問題ないとされ、誰が出すかは結納金は誰が出す?誰のもの?にまとめています。

『結納金なしにしたいけど、言い出しにくい…』という方もいるはずです。結納金なしで家具や家電を贈る、式の費用を多めに持つなどの形もあります。

詳しくは結納金なしは失礼?で紹介しています。

包み方と税金

結納金は、のし袋(金封)に包んで渡します。表書きは関東では「御帯料」、関西では「小袖料」とすることが多く、書き方は結納金の袋の選び方と書き方にまとめました。

国税庁は、社会通念上相当と認められる祝物などには贈与税がかからないとしています。金額が大きい時の考え方は結納金に贈与税はかかる?で紹介しています。

結納品と結納返し

ここでの結論

結納品は、婚約のしるしとして贈る縁起物です。正式には9品目とされますが、7品目・5品目など奇数で簡略にすることも多いです。受け取った側がお返しをする「結納返し」もあります。

関東式では、結納品をまとめて1つの台にのせ、関西式では1品ずつ台にのせて飾るとされています。主な品目を早見表にしました。

品目(読み)どんな物か込められた願い
目録(もくろく)品目と数を書いた納品書のようなもの結納品の一覧
長熨斗(ながのし)あわびをのして干した物長寿
御帯料(おんおびりょう)結納金結婚の支度
末広(すえひろ)白い扇子末広がりの繁栄
友白髪(ともしらが)白い麻糸共に白髪になるまで
子生婦(こんぶ)昆布子宝、よろこぶ
寿留女(するめ)するめ末永いご縁

品目の意味は結納品それぞれの意味、全体の並べ方は結納品とは?、セットの選び方は結納セットの選び方で紹介しています。目録の書き方は結納の目録の書き方にまとめました。

結納返しの考え方

結納返しは、関東では結納金の半額ほどを返す「半返し」、関西では1割ほどを返すのが一般的とされています。ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納返しをしていない人も40.9%でした。

返し方調査の平均(2024年・全国推計値)
品物で返した23.5万円
現金で返した45.2万円

品物は腕時計やスーツが多く選ばれています。意味や渡す時期は結納返しとは?で詳しく紹介しています。

当日の流れと準備

ここでの結論

略式結納の儀式は、20分ほどで終わる短い式です。結納品を飾り、男性側が納め、女性側が受書を渡し、結びの挨拶をしたあとに会食へ移ります。

ゼクシィに掲載されている関東式・略式の例をもとに、当日の流れをまとめました。地域や家によって違うので、両家で確かめておきましょう。

略式結納の当日の流れ
  1. 結納品を飾る:男性側は上座、女性側は下座に
  2. 入場・着席:男性側が先、続いて女性側
  3. 始まりの挨拶:男性の父が進行することが多い
  4. 男性側が結納品を納める
  5. 女性側が目録を改め、受書を渡す
  6. 結びの挨拶をして、記念撮影と会食へ
略式結納の当日の流れを、結納品を飾る・入場・挨拶・納める・受書・結びの挨拶の順に示した図解

席順と出る人

席は、出入口から遠い上座に男性側、下座に女性側が座るのが基本とされています。出席者は本人と両家の親が一般的で、人数をそろえる必要はありません。

『兄弟も呼んだ方がいいの?』と迷う方もいますよね。兄弟や祖父母が出るかどうかは家ごとに違うので、両家で人数を伝え合っておくと安心です。

席順は結納の席順、出る人の決め方は結納に兄弟は出る?にまとめています。

口上の基本は「幾久しくお納めください」「幾久しくお受けいたします」です。丸暗記しなくても、メモを見ながらで大丈夫ですよ。

詳しい段取りは結納の流れとやり方、セリフは結納の口上の例文と結納の挨拶の例文で紹介しています。

準備は日取りと場所から

結納の準備は、日取りと場所を決めるところから始まります。お日柄を気にする家は、大安や友引の午前中を選ぶことが多いとされています。

準備すること詳しい記事
するものリストと段取り結納の準備
日取り・時間帯結納の日取りの決め方
自宅・料亭・ホテルの選び方結納の場所はどこでする?
ホテルの結納プランホテルで結納をするには

服装の選び方

ここでの結論

服装は「両家で格をそろえる」のが基本です。本人も両親も、事前にどのくらいの装いにするか話しておくと、当日ちぐはぐになりません。

ゼクシィでは、男性はスーツ、女性は準礼服が目安とされ、結納では母親が留袖などの和服を着ることが多いと紹介されています。

出る人よく選ばれる装い詳しい記事
本人(女性)振袖、訪問着、きちんと感のあるワンピース結納で振袖を着る
本人(男性)スーツ結納の服装
母親訪問着などの着物、ワンピースやスーツ結納の母親の服装
父親スーツ結納の父親・男性の服装

振袖は未婚女性の第一礼装とされ、結納で着る人もいます。会場の雰囲気にも合わせて、両家で相談して決めてみてください。

例えば、こんなふうに相手の家に聞いておくと、当日の装いがそろいやすくなります。

「当日は、父はスーツ、母は着物にしようと思っているのですが、そちらはいかがですか」

顔合わせ食事会の場合は、会場の雰囲気に合わせて装いを決める家も多いです。カジュアルな会でも、父親の服装を基準に少しだけ格上げするとちょうどいいとされています。

食事会の服装は顔合わせの服装で紹介しています。

結納の次は?結婚式場探しと指輪の準備

ここでの結論

結納や顔合わせのころは、婚約指輪の準備と結婚式場探しが重なる時期です。両家の希望を聞きながら、並行して進める人が多いです。

ゼクシィの結婚準備ガイドをもとに、結納の前後にやることを時間軸で並べました。

挙式の何カ月前か(目安)やること
結婚が決まったらすぐ両家の親への挨拶
約12〜6カ月前婚約指輪の準備、結婚式の会場探し
約8〜5カ月前両家顔合わせ食事会・結納
約6〜2カ月前衣裳選び、結婚指輪の購入、ゲスト決め

ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、婚約指輪を決めるのは平均で挙式の12.8カ月前でした。結納や顔合わせでお披露目することが多いので、早めに探しておくと安心です。

同じ調査では、婚約記念品があった人は71.8%で、そのうち指輪が84.2%でした。婚約指輪にかかった金額の平均は39.0万円です。

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全体の段取りは結納から結婚式までの準備スケジュール、式場の探し方は結納後の結婚式場の探し方で紹介しています。

目的別に記事を探す

結納ドットコムの記事を、カテゴリごとにまとめました。結納の意味、結納金、結納品、当日の流れ、服装、顔合わせ、結婚準備の順に並んでいるので、気になるところから読んでみてください。

結納品・準備(16本)

形式・流れ(15本)

結納金(15本)

顔合わせ(6本)

服装(5本)

結婚準備(5本)

基本・意味(5本)

結納返し(4本)

するかしないか(3本)

公式・公的な情報

この記事で参考にした公的な情報

結納金と贈与税の考え方は国税庁、結納や顔合わせの実施率・金額は公表されている調査をもとにしています。

よくある質問

結納は今もするものですか?

調査(ゼクシィ結婚トレンド調査2024・全国推計値)では、結納をした人は7.0%で、顔合わせ食事会だけの人が85.6%でした。するかどうかは両家で話して決めて大丈夫です。

結納金の相場はいくらですか?

同じ調査では平均95.2万円で、最も多いのは100万〜150万円未満でした。金額に決まりはなく、両家の事情に合わせて決めてよいとされています。

結納と顔合わせの違いは何ですか?

結納は結納品や結納金を取り交わす儀式で、顔合わせは決まった儀式のない、両家の親睦のための食事会です。同じ日に両方をする家もあります。

結納の服装はどう選べばいいですか?

両家で格をそろえるのが基本です。男性はスーツ、女性は振袖やワンピースなどが選ばれ、母親は着物を着ることも多いとされています。

結納はいつごろするものですか?

出典によって幅があり、挙式の4〜7カ月前が一般的とする解説もあれば、調査では平均で挙式の10カ月前でした。両家の都合に合わせて決めましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 結納は婚約のしるしを交わす儀式で、家や地域で形が違う
  • 今は略式結納か、顔合わせ食事会をする家が多い
  • 結納金は調査の平均95.2万円、最も多いのは100万〜150万円未満
  • 結納品は奇数の品目で、結納返しは関東が半返し、関西が1割ほどとされる
  • 服装は両家で格をそろえ、結納の前後は指輪と式場探しが重なる
結納ドットコム

結納ドットコム 編集部

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